ケアーズ・サポートさんで初披露！奇跡の瞬間を描いた作品。

ノーサイド横沼

2023.09.07

ノーサイドのアートサブスクリプションにご協力いただいている方々のご紹介です

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ノーサイドのアートサブスクリプションとは・・・

さまざまな障がいのある人達が創った作品を
「サブスクリプション（定額レンタル）」という形で
定期的に彼らと一緒にお届けし
彼らの「お仕事」とさせていただいています。


単にレンタルしてもらうというものではなく
アートを通じて
障がいのある人たちが
社会とつながることを目指しています。

その活動をサポートし
彼らの可能性を広げる支援を
してくださっている方々のご紹介です。

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「ケアーズ・サポート株式会社」さまに絵の交換に行ってきました。

ケアーズ・サポートさんは、東大阪市に拠点を置く福祉関連の企業で、訪問介護サービスや老人ホームなどの介護施設を展開されています。

その日は、伊藤くんと一緒に訪れました。

お持ちした作品は、つい最近描き上げた「 Parallel World （パラレルワールド）」というタイトルの絵。
パラレルワールドって「もうひとつの世界」みたいな意味なのよねー。
伊藤くんにとっての「パラレルワールド」とは・・・❓

実は、、、この絵、
伊藤くんが10年ほど前に心臓が停止した際に見た「三途の川」の夢を描いたものだそうです。

真ん中の茶色い道のようなのが川でその川に小舟が浮かんでいます。
川の手前の濃い茶色い部分が小舟の舟先です。
黄色でマーキングしました。わかりますか？

伊藤くんはその小舟に乗っていて、流れるままに身を任せていると、向こうに見える地平線（水平線？）の奥の滝壺に落ちたんですって。

そして、、、、気づいたら、この世に戻っていた、と説明をしていました。

つまり、この作品は、伊藤くんが、<もうひとつの世界から復活するきっかけとなった瞬間>　が描かれているのです。

説明を聞いた川谷さんと重井さんは
「このように作家さんの想いを直接聞けるのは素晴らしい♬」と感心してくださいました。

説明と言っても、伊藤くんは声が出にくいため、自分のインスタなどを使って説明をします。

そこには、過去に制作したアクセサリーも掲載されており、
そのアクセサリーを見たケアーズサポートさんから、
「マルシェで販売してみては？」という嬉しいご提案をいただきました。

ケアーズ・サポートさんのマルシェは、
介護施設で行われる月イチのイベントです。

入居者さんが育てた花やハンドメイドの品々、地元の農産物などが販売されています。
地域の方々との交流の場でもあります。

ちなみに、前回のブログでは「お花市」という名前で紹介させていただきました。
　　　　↓↓↓
https://www.no-side-kaigo.com/blog/yokonuma/20230529-1-2

私たちがよくお邪魔させていただく「ガーデンホームなごみ東花園」での、次回のマルシェは9月の24日と25日の予定。

いつか、伊藤くんのアクセサリーもそこに並べばいいなぁー

【次回のマルシェ情報】

　日時：9月24日（日）と25日（月）お昼前後～15：30頃まで

　場所：「ガーデンホームなごみ東花園」大阪府東大阪市玉串町東1丁目5-20

👆写真は5月のマルシェです

話は変わりますが
ケアーズ・サポートさんのホームページの「コラム」欄が大変興味深いんです。

単に日々のことをつづっているだけではなく、
また、熱い想いを語るだけでもない。

なかなか切り込めないことに切り込まれており、読んでいて引き込まれる面白さがあります。

また、人として成長するための価値ある考え方なども共有されており、とても「勉強になる」コラムなんです。

最近の投稿を見てみると、以下のような内容があります。

いい機会なので、この日、一番最近の投稿である「アニマルセラピー」に関するお話も聞かせていただきました

施設には小さな犬の「ちーちゃん」と以前に紹介した保護犬の「笑結（しょうぶ）くん」がいます。
ちーちゃんは、利用者さんの膝に乗ったりする甘えん坊。
しょうぶくんは、まだ幼いため元気を抑えきれずにいるのでゲージに入っていますが、その元気を求めてでしょうか、
「しょうぶくんに会いに行こうか」と、ゲージ前のソファーで過ごす入居者さんもいるそうです。
この２匹に入居者さんたちが癒されている光景が目に浮かびますよねー^^／

でも、この動物たちが与えてくれるのは、癒しだけではないらしい。
認知症予防の効果もあると言われているんですってー。

ほほぅーそうなんだー